ストレスには、「良いストレス」と「悪いストレス」があるのをご存じですか?
「ストレス=悪」と捉えられがちですが、「良いストレス」は体の抵抗力を高めたり、心の成長を促したりしてくれます。ストレス研究でノーベル賞を受賞したハンス・セリエ博士が「ストレスは人生のスパイスである」と述べているように、適度なストレスは生きていく活力を生み出してくれる、人生を楽しくさせる調味料のようなものなのです。
しかし「悪いストレス」を受けると、心身に影響が及んで病気になることがあります。
「良いストレス」と「悪いストレス」は、どこがどう違うのでしょうか。
実は、ストレスは受け止め方次第で、良くも悪くも変化するものなのです。例えば仕事でミスをしたときに「自分はダメな人間だ」と考えるのではなく「この失敗を次に生かそう」と考えることで、「悪いストレス」を「良いストレス」に変換することが可能なのです。 ストレスをゼロにすることは不可能ですが、自分の物事の捉え方のクセに気付くことで気持ちを楽にし、ストレスと上手く付き合っていきたいですね。
匿名希望