【コラム】歓送迎会

桜の花とともに歓送迎会の季節がやってきた。 長尾福祉会は総勢130名を越える大所帯になりホテルの大会場をうめつくした。
村尾理事長の挨拶で幕は開き、活気に満ち溢れ各施設の交流も始まった。とりわけ目立ったのはスーツに(リクルートスーツもいたかな?)身をまとった新人職員で“心待ち、緊張しています。”オーラ出ていたりして。
その方々を横目で見ながら何年か前の自分を被らせ、初心にかえった。
福祉の世界で働くには人を理解することが重要。自己理解と他者理解、理解の基本は傾聴スキル。「聞く」と「聴く」とは大きく違う。
自己改革で相手が変わる。「昨日」と「他人」を変えるのは難しい。変えるのは「自分」と「明日」である。
新しい季節に浮かぶ月と桜の枝に残ったわずかな桜の花びらを観ながらそうつぶやいた。

匿名希望