鏡開き

 鏡開きとは、室町時代から江戸時代の武家社会で行われていた“具足開き”が由来とされています。床の間に飾られた具足にお餅をお供えし正月明けにお餅を下げて木槌で割り食べる行事です。お正月に飾っていた鏡餅を神棚や床の間から下げ、無病息災を祈願して食べます。

のぞみ園でも毎年年末にお餅をつき、まずはお雑煮として食べたり年明けにはぜんざいとして食べたりします。ここで注意してもらいたいのは、お餅に少しでもカビが生えていた場合は絶対に食べないで下さい。カビが生えた部分を取り除いたとしても内部に菌糸が張り巡っており、中毒症状を引き起こす危険性があるからです。もったいないと言ってカビのまわりだけを取り除いて食べるのは止めましょう。勿論、焼いても揚げてもだめですよ。潔く捨てましょう。